かーずSP

今日の一冊:『無敵の思考 ――誰でもトクする人になれるコスパ最強のルール21』(ひろゆき 著)

無敵の思考 ――誰でもトクする人になれるコスパ最強のルール21(ひろゆき 著)

Hiroyuki Nisimura(@hiroyuki_ni)さん | Twitter

読了。電子版はないので紙で購入。言わずと知れた2ちゃんねるの創始者である西村博之さんが今年出された本です。

僕にとってひろゆきさんといえば、新宿ロフトプラスワンや世田谷区民会館で行われたFlashイベントで何度かお会いしてる時の印象が強く残ってます。
飄々としていながらもクレバーな方だなってことと、なんでも見透かすような目。ひろゆきさんとの会話はいつも、何か隠し事がバレてるんじゃないかってヒヤヒヤしてたんですが、これ読んだら、単に視力が悪かったというオチ! マジかよ~~っ! でもようやく、あの心を透かすような目の答えが知れてよかったわ。

以下、本題



ひろゆきさんいわく、自分の中にルールを作って、それを実践していくライフハックというか、それによって生きづらさを解消していく感じ。

「お金=幸せ」だと思ってるといつまでも幸せになれないから、「お金をかけなくても幸せになれる手段」を持つってのは納得。
でも僕の場合はアニメ・マンガ・ラノベ・ゲームが一番幸せを感じるので、ある程度はお金かかるんだよなあ……まあそれでも、カメラや車に比べるとコスパが良いんですが。

仕事の選び方は、若い人だけじゃなくて、これは万人のタメになる思考法だと思う。「好きすぎることで食わない」ってのは一理ありますね。
「これだけで損しないお金のルール」は、大勢の人が興味あるテーマ。貧乏学生(失礼)から財を築いた人だけに説得力がある。

「バカは自分にご褒美をする」は、ギクリとする人も多いかも。その例えで出てきたのが、「ファミコンが欲しいと言ったら親がMSXを買ってきた」というのも爆笑エピソードでした。

それらのルールが、二極化する未来に備えて自分を変えていこうという結びになってます。


自分でもルールを作ってみました。「一日一回は運動する」「一日一冊は文章を書く(これです)」「一日の食費を1500円以内に収める」
中でも三番目はすごく有効でした。
スーパーで値引きシールが貼ってると、お得なので買い込んでしまって、消費期限が来てるから多めに食べちゃう。それで「太る+食費がかかる」の二重苦だったのが、「んー1500円オーバーするから、これを買うならあっちを諦めないといけない」という意識が働いて、両方買うことがなくなったんです。


無論ひろゆきさんのルールは、賛同して真似したいものばかりじゃありませんでした。特に「年上の言うことはまずは聞いておけ」とか、「何を食べても『まずい』とは感じない」は絶対に真似しないと思います(笑)
思うにひろゆきさんって方は、最小の努力で最大の効果を発揮することにブレない、コスパ最優先の人なんだなと。
その方法論が書いてあるので、たくさん読んだ自己啓発書の中では、上位に来る内容でした。

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