かーずSP

かーずSP的2017年に楽しんだアニメやらゲームやらマンガやらラノベやら総括

日頃からかーずSPを御覧いただきまして誠にありがとうございます。

大晦日の晩が最後の更新になりますので、今日はぐだぐだと管理人のぼやきを、お暇な方は読んでいただければ幸いです。
(大晦日に暇な人もおらんと思うけど)

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あっという間の一年でした。今はサイトの更新に毎日4~5時間。時にはそれ以上かけているんですが、それでも尽きないインターネットで盛り上がる話題の多さたるや。楽しくて飽きる気配なし。

そんなこんなで昔はこのサイトでも毎年やってた、「俺の今年ベスト○○」みたいなことをざっと殴り書き。

アニメ
毎年言ってますけど、今年も豊作だったね! 『エロマンガ先生』は極上のラブコメで、かんざきひろ先生の絵がそのまま動くわ、紗霧の動きがいちいち可愛すぎるわ、エルフも、ムラマサも、とキャラクターの立ち方が見事すぎて多幸感でいっぱい。

同クールにシリアスな路線でぶつけてきた『Re:CREATORS(レクリエイターズ)』も、次の展開が読めない意外性の連続で楽しませてもらいました。
キャラと作者が会話してるというメタ構造が「なにこれ! 90年代のラノベの後書きかよ!おもしれー」となり、セレジアと松原さんの関係性がすごくいい空間だった。メタ構造としては、終いにゃ実際の声優さんまで2次元化するとかね。不思議な感覚でした。
「Fate/Apocrypha」も良かったし、アニプレックス、今年も強かったなあ。

冴えない彼女の育てかた♭』も毎週感想を書いていたくらいドハマリしてました。普通アニメで会話劇って、絵が間延びして続かないんですよね。ところがこのアニメ、詩羽先輩のおみ足とか、加藤恵のお尻とか、フェティッシュなカメラワークで飽きさせない工夫がしてあってブヒり悶絶でした(頭悪い)。

これWeb公開の予告も面白いんですが、TVやAmazonプライムだと気づかない方も多いらしいので、未見の方はこちらからどうぞ。
「冴えない彼女の育てかた♭」予告映像 – YouTube – YouTube

レビューも書いた『メイドインアビス』は別途きんどうさんで書いてますのでこちらを読んで下さい。
『メイドインアビス』冒険の残酷さ。それでも希望を持つ少女たちをたくましく描く傑作アニメを振り返る – きんどう


熱量と文字数で三ヶ月に一回ゲストに出て喋ったり、アニメ感想戦ラジオでも語り倒してますが、ざっとWiki見ながら挙げるだけでも、
「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」「ゲーマーズ!」「ようこそ実力至上主義の教室へ」「セントールの悩み」「セイレン」「正解するカド」「フレームアームズ・ガール」「武装少女マキャヴェリズム」「妹さえいればいい。」「サクラクエスト」「アホガール」は特に心に残った作品です。
プラス、「小林さんちのメイドラゴン」「亜人ちゃんは語りたい」「ガヴリールドロップアウト」も良かった! って、これら1月クールかよ~、Wiki見て驚いたわ。閃光のように過ぎ去っていくね。

以下は愚痴、読み飛ばし推奨(でも書く)
そんな豊作の分、今年は特にスケジュールが崩壊していたのが、ファンにもわかるレベルで増えているのは引っかかる。
作画の乱れるの早すぎだろってツッコミを何度入れたことか。前は8話くらいで一回力尽きてたのが、もう4話からキツイとか、1話からアレとか、『ダイナミックコード』とか。アニメの本数を半分に減らして、作品に携わる人の数を二倍にすればいいのに。「エロマンガ先生」とか「Re:CREATORS」のような高いクオリティの作品と予算が掛けられない作品の二極化がますます進んでて、今の日本の貧困問題と一緒みたいな笑えないオチに。

ゲーム
今年は何といっても「NieR:Automata」がすごすぎた! 会う人会う人にめっちゃ薦めてますわ。スクエニの社員でもないのに。
簡単なボタン操作で爽快感のあるアクション、機械文明の崩壊後を描いたポストアポカリプスもの、といろいろ気になっていた。で、体験版を遊んだ時点でこれは当たりだ!と確信。
遊園地のマップとかマジ震えたね。俺、この歳でこんなに刺激的なゲーム体験ができるとは思わなかったよ!
僕はオープンワールドが苦手で、買っては序盤で投げ出すのを繰り返してた。でも「ニーアオートマタ」は別。サブシナリオで寄り道しても、すぐにメインシナリオへ戻ろうと思えば復帰できる親切なゲームシステムが勝因なのかな? 戦うことそのものが面白いからザコ敵にも飽きることもないし、音楽もいいんだよね~。

そして『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
まだ途中で、正月休みにクリアしようと思ってるんだけど、今までのドラクエ1~9(10はオンラインだから未プレイ)の総決算といっていい。旧作のオマージュがバシバシ出て来る。思い出補正まで入って、もう最高!
仲良し姉妹とか、王女の武闘家とか、お付きのジジィとか、君ら初めて会うのに、なんだか懐かしいっすね!

この喜びって、子供の頃に『ドラクエ1』が出てから、毎作追いかけてたからこそ味わえるのかなあ。ドラクエ4で新宿のヨドバシに徹夜して並んでたら警官に職質されたり、そのあと雨に打たれて箱がちょっとシワになって凹んだり、なんか色々と思い出すわ。時代性を映し出している。
で、これは勝手な言い分だけど、堀井雄二、鳥山明、すぎやまこういちが三人揃ってドラクエ作るのって、もうこれが最後になりそうな……。
いや縁起の悪いこと言ってごめんなさい。でも皆さん高齢ですからね……現役でゲーム作りができる残りの期間も限られていると思うんですよ、ゲーム作るのも体力勝負ですし。
本人たちもそれを覚悟して、今までの集大成として『ドラクエ11』を作ったのではないかと勝手に想像して、堀井先生、鳥山先生、すぎやま先生ありがとうって感謝しながらプレイしてます。

えっ?『ゼルダ』とか『マリオオデッセイ』はって? ニンテンドーswitch買えたのがついこないだなんだよー!
ずっと品切れでさあ、転売屋からは買わないという宗教上の理由で手に入れるのが遅れて未プレイなの。

ソシャゲ
今年後半は『Fate/Grand Order』三昧でした。FGOはリリース最初の頃にインストールしたんですけど、戦闘シーンがかったるくて3章で心が折れました。それ以降2年くらいずっとログインボーナスだけ貰っていて、石が1,000個を越えてからリスタートしたっていう流れ。

なぜ再開したのかというと、『やがて君になる』の仲谷鳰先生にインタビューした時、あまりに楽しそうにFGOの話をされるものだから。呼び水というか、きっかけをいただきました。
戦闘シーンは二倍速が搭載されていてまあまあ我慢できるし、キャラが好きになれば戦闘のかったるさとかも気にならなくなるんだなって。
今やっと7章に入ったばかり。年内にすべてクリアして石30個もらうつもりだったけど、今これを書いてる時点で諦めてます!
テキストが読み応えあって、あまりスキップしたくないんですよね。ついつい読んでしまう、でもそれだと時間がかかるアンビバレンツ。

あとは『ファイアーエムブレムヒーローズ』もやってました。これまたログインボーナスを3ヶ月取り続けてからスタート。水野良先生もおっしゃってたけど、チキとかカイン、アベルのような初期のキャラがあまり強くないのがオッサン的には寂しい。
僕もファミコン版からやってる身としては、若い頃は『やっぱトラキアくらいの難易度じゃないとな~』とかドヤってた過去があって、FEに関してはキッツイ老害くんと言っていい。今は恥じてる。

初期はラインハルトゲー、または待ちヘクトルゲーでしたが、今はいろいろとゲームバランスも改善されている。
ゲームボーイ版かDS版だったかのリンってポニーテールの女の子が好きで、無属性リンがめちゃ強くてモチベ上がる。

マンガ、ラノベ
なんかもう去年からなんですけど、電子書籍がセールをやってる時に買いまくって、溜まりまくった旧作をまとめ読みしてる時間の方が多くてね。
今年は『ちはやふる』『3月のライオン』とか一気買い&まとめ読みしてた。

新規開拓はあまり出来てなくて、去年まで面白かった作品が、今年さらに群を抜いて面白いってのはあるなあ。『はねバド!』とか志波姫唯華があんなバックボーンをお持ちでらっしゃるとは!

あとは『ぼくたちは勉強ができない』とかね。これは駱駝先生もおっしゃってたが、漆原うるかの登場でハネたよね、このマンガ。来年は褐色少女ブーム来るで!
あとゼミとか試験勉強とか、学生生活感がたまらなく好きってのはある。青春時代の空気感をうまく絵と話に落とし込んでるね。

『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』は5巻の花火回がマジ神回すぎて、もうね。何回も泣きまくりながら繰り返し読んだんだよ。タイトルが伏線になってたり、ちかのラーメンフードファイター回がギャグ回と思わせて繋がっていたり。ほんと私ってば青春もの大好きね。

ラノベは、インタビューさせていただいてます『エロマンガ先生』『俺を好きなのはお前だけかよ』は今年も大当たりでした。『俺好き』はジャンプ+でコミカライズが連載されていて、そこから入った人が原作に手を出して気に入ってくれるケースもあって、もっと広がれ!と思いつつ。

『俺、ツインテールになります。』はAmazonプライム見放題に追加されて、もっかい見直したけどやはり良くて、原作にも手を出しました。これ地の文もめちゃ面白い『俺ガイル』パターンで、まだ途中だけど寝る前にちょっとづつ読んでます。

『妹さえいればいい。』もアニメが面白くて原作にタッチした段階。余談だけどアニメ1話を見返すと、伊月が「(俺には心のなかに)妹がいる!」って宣言した時、千尋がドキッとした顔をしたりしてて、いろいろ伏線仕込んでるなあ。

『古典部』シリーズももっかい読み返した。氷菓の円盤を見ちゃったばっかりに千反田える熱が復活しましてね。奉太郎たちが2年になってからの物語もあるんだし、劇場版で『ふたりの距離の概算』以降も映像化してほしい。

■ぜんぜん書ききれてないんだけど、この辺で。今年はいろいろあった。あ、製麺業の会社員辞めました。
……っていろんな人に言うと驚かれるんですが、社員から半日のバイト出勤になりました。つまり午前は製麺、空いた午後はライター活動という副業生活に切り替わったのが大きな出来事です。
コンテンツ業界で働きたい気持ちは大学生の頃から持ってたんですが、ちょうど就職氷河期で、就きたい職につけない時代だった事もあって諦めてました。
それが、趣味で始めたこのサイトから、出版社にお声掛けいただくようになって、インタビューやったり原稿書いたりして、好きなことを仕事にするのはやはり楽しいと改めて思いました。
フリーランスあるあるかもしれないんですが、年末やたらに仕事が舞い込んできて、大晦日と正月の三が日は引きこもって原稿書くのが確定です(泣) FGOどこまで進められるかなぁ。では皆さん良いお年をー!

おまけのおまけで18禁トーク
18禁なエッチ関係は…基本的には、毎日サイトで紹介してるpixivのCGやWeb小説が好きな作品・作者・性癖ってことになります。
美少女文庫は毎月語ってるライフワークなので、他に挙げると、あろまーら先生の『聖光剣姫スターティア』が書籍化したのは嬉しかったなあ…フタナリだけど。
エロゲシーンもずいぶん前から、同人か中堅のロープラの方が楽しめてる状況。やはりフェチに特価して、低価格で買えるって最強じゃないですか。
フルプライスではルネとWaffleは淫語に定評のあるメーカーだけど、もう慣れすぎてしまったのかインパクトが感じられなくなってる。
んでもって今年のベストはfrillの『パコマネ』ですかね。これで2,200円というコスパの良さ。日本のデフレがまだまだ続くのを実感しましたっ!
もっというと同人CGの方がお手軽な分、ひたすら買い漁っていたような。もうPCにインストールする作業すらめんどくさくって、ZIPを解凍しただけで淫語が楽しめる同人CGの方ばかり集中してた。
インストール面倒、日常パートが面倒、いきなりセーブデータのページでセーブデータ貰ってきて、フルコンプしてからHシーンを覗く。ワシ、エロゲ要介護ジジイですか。自分で咀嚼するのもおぼつかないっす。

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