ストロベリー・フィールズをもう一度(1)
木野咲カズラ@コミックス①巻10/27(@nuko_kuru)さん | Twitter
「恋愛は二次元に限る」
「私は3次元の恋愛なんて一生しない」そんな乙女ゲーム好きな晶の前に
突然現れた転校生・純愛(ぴゅあ)。彼女は晶に大真面目に「わたくし あなたの未来の『恋人』ですわ!」
と告げるのだった――。
凸凹コンビによる“友達以上恋人未満”な甘酸っぱい青春グラフィティ(!?)開幕♪
いや~この心にしみる百合、イイよ! 実にイイ!!
人付き合いが苦手で教室で孤立している晶を慕ってくる転校生の純愛(ぴゅあ)。最初はストーカーだと疑って嫌っていた晶が、だんだん心を開いて、打ち解けていく様が心地よい。ハートフルな百合もの。
トゲトゲした主人公は普通、作風を暗くするものだけど、本作は違う。
純愛(ぴゅあ)の底抜けの明るさとドジっ子ぶりが明るい雰囲気を照らしてくれる。
こういうギャグ顔も好み。
ぴゅあの悪意がないおせっかいが何度も空回るけど、晶がぴゅあを徐々に許容していくにつれて態度も変わってくる。
この一巻だけでも、晶とぴゅあの関係性の変化が楽しめる。
さらにチュッチュもしまっせー! 電撃レーベルで百合旋風、来てるねー!
前作の『星屑ネバーランドガーデン』も良かったけど、『ストロベリー・フィールズをもう一度』ははるかに読みやすい。
キャラを二人+弟に絞っていること、見開きのどこかにギャグを盛り込んでいること、テンポの良さ。
何もかもが成長しています(なんで上から目線)