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今日の一冊:『ダンジョン飯 5』(九井諒子 著)の感想

ダンジョン飯 5

九井 諒子 著

ダンジョンの魔物を倒して、その肉を食べるっていう「マイト&マジック」風の架空料理漫画としての面白さが強くて、「ウィザードリィ」をオマージュしたネタ(クリーピングコインとか)にニヤニヤしながら読んでたシリーズ。
で、今回はダンジョンの主である狂乱の魔術師が登場してワードナっすね!狂ってたのトレボーの方だけど! みたいな。

5巻はマルシルのコメディリリーフが眩しいくらいに光ってました。
コカトリスをおびき寄せるのに大見得きったり、その後にオモシロポーズで石化したり、いや~大笑いしましたわ。美人のエルフなのに、もはや色気無し。
5巻になってもネタが尽きないどころか、ファリンを蘇生してからも、さらに物語が転がっていくのが大したもの(なぜか上から)。

ちょっと気になったセリフ
54
「照れは上達の最大の敵だからね」

これ、クリエイティブな活動でも同じことなんですよね。いちいち照れていたら世の中、何も学べないわけで。
こういう大事な真理をサラッと入れてくるのも、九井諒子マンガの面白いところ。

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