響~小説家になる方法~(7)
柳本光晴 著(同人サークルTTT)
いや~今回も響ちゃん、ぶっ飛んでますなっ!!
今更気づいたんですが、このマンガ、響が業界に巣くうクズのクリエイターや編集者を暴力で〆る→改心させるっていう、水戸黄門システムだったんだよ!
今回の標的は人気イラストレーター。手慣れで適当に仕事してるのを看破した響がひっぱたいて、蹴り飛ばすんですが(←文字面だけでもヒドイ)、そのあとの
「人の小説をでたらめにいじって、私が傷つかないとでも思ったの。」というセリフ。
あ、響も傷つくことあるのかってちょっと意外というか、ちゃんと人の心を持ち合わせていらっしゃったわけで(酷いこと言ってます)。
あと作中で悪人として描かれているテレビ局のプロデューサー、局内でイキってる女子社員を〆てて胸がすいたというか(笑)
後輩の不良とか新入生たちもキャラが立ってきて、合宿は色々と笑いました。
それにしてもこのマンガ、キャラが読み手の自分の想像を超えてくるのが驚かされる。それを面白く感じるのだろう。