星屑ネバーランドガーデン(2) 感想
著者:木野咲カズラ
電撃コミックスNEXT(2016年09月27日)
通販:Amazon・Kindle
試し読み:星屑ネバーランドガーデン ComicWalker
人見知りな性格の弓月。親元から離れ高校に通う彼女だったが、申し込み間違いのため閉鎖危機にある古いタイプの寮に入ることになってしまい…。
寮で共同生活をおくる女子高生たちのドキドキハイスクールライフ♪
芸能人を親に持つためにコンプレックスを持つシャイな弓月。こういう主人公像はありそうで珍しい。で、そんな彼女が自分の将来に悩んだり、夢ってなんだろうっていう、漫然とした不安を抱える思春期特有の感受性の強さを見事に描いてるなあと。
自分を過小評価する弓月に、寮のみんながピアノを聴かせてっていうんだけど、下手くそだからって及び腰になるんですね。
でも、「別に下手でもいいんだよ。『弓月のピアノが聴きたいんだからさ」とサラッと言ってのけるシーンなど、胸を打つイイハナシダナー案件が多いんですよ、この漫画。そんなハートフルさが好き。
むろんキャッキャウフフ要素も、2巻では海水浴回もあるんで、いろんな方面で楽しめる感じだ。
あと、セルマとたまきのファーストエピソードも凄く良い…初対面マジ怖いセルマを懐柔していくたまきの関係にも注目。