デジタル
★Windows 7のXPモードはなぜすごいのか(MOON CHRONICLE)
★ネットブックに異変-Windowsを脅かすのはAndroid?(たみはみた)
★「iPhone 3G S」で支払うことになる月額料金を、わかりやすく図にしてみる(駄文にゅうす)
★ASCII.jp:盛り上がる「WiMAX」、寂しい「無線LAN」|Interop Tokyo 2009 レポート
音楽
★読売新聞に掲載された「ランティス」井上社長のインタビュー記事(以下痕跡症候群)
ゲーム
★改正著作権法が参議院で可決・成立、「ダウンロード違法化」など
★ソフトなんてダウンロード販売でいいんでね?と実感したとき(以下駄文にゅうす)
★PSPGoか… 店ではどうなんだろう?
★「PSP Go」でユーザが失うもの
★もしゲームが新品販売のみになってしまうと…/ゲームがオンライン配信のみになってしまうと…
★新型PSPへの期待と不安の声 ~流通編~~開発元編~
アニメ
★アニメのビジネスモデルの話/補足。
★この澪ちゃんパンツ穿いてる?穿いてない?(STAR LIGHT PARADE)
漫画
★『柳生非情剣 SAMON』に見る、野郎二人のイチャイチャラブコメディ(プラティカルパ)
★18禁:エロ漫画に付いてる黄色くて憎いアンチクショウ – 「成年コミック」マークを考える(どどどの日誌)
★コミックナタリーのインタビュー感想(まなめはうす)
★孤独のグルメの第16話に登場!池袋西武屋上のうどん屋「かるかや」(以下ゴルゴ31)
★くたばれネット評論家。
同人
Web漫画
萌え
★取り付け義務化のPC検閲ソフトを萌えキャラ化する中国オタク(どどどの日誌)
★平沢唯がかわいすぎるので画像ください:カナ速(STAR LIGHT PARADE)
★けいおん!壁紙(虹壁紙をブチ撒けろ!)
★けいおん!壁紙保管庫・いち(虹壁紙をブチ撒けろ!)
電気街
★コミックマーケット76 カタログ購入特典まとめ
★律ファンの方に嬉しいお知らせです 「律のシャーペン」売れ行き好調
★「けいおん!」で北斗の拳 唯ラオウ、律ケンシロウ、澪トキ、紬ジャギ
感想
別にえばるようなことじゃないんですけど、僕はアニメが放映されている作品は全部見終わるまで原作には手を出さない主義なんで、毎月DVDを楽しみにしているので『アキカン!』も我慢我慢と思っていたんですけど、我慢しきれなかった! まあ原作はアニメとだいぶ違う点があるらしいということもあったんですけどね。
で、この小説、めちゃくちゃ面白いな!
カケルが全裸でパフォーマンスしたり自販機を口説いていたりというアレな度合いが、アニメでもぶっ飛んでると思ったんですが、あれでも自主規制してたんだなぁと思わせる濃度120%の変態ぶり。文字媒体なので読んでるこっちで想像しちゃって余計キモいわ! でも笑える~。あと軽快なノリ突っ込みの掛け合い漫才のテンポの良さが、伏見つかさ先生の『俺の妹~』を読んでいるよう。まああそこまでギャグトークの数はないんですが、ギャグの質は必中というか。なじみが炭酸で酔っぱらう勉強会のシーンとか、
「核ミサイルだってもらえちゃうよ~」
「もらえるかっ! IAEAがびっくりするわ!」
にはすげーツボった。まあここだけ会話を抜き出してもなんなんですが、前後も合わせて読んでくれみんなも。もう、こういうノリ最高ですわ。
あとアニメとの差違ですが、非常にリアルだったりしますね。特にぶど子の扱いにはビビった。でもそれが安易なご都合主義にはなってないのも好感が持てる。小説の利点はディティールまで説明できること。カケルの異常な平和主義の理由とかもしっかりわかったので、作品世界に対する深い理解が増した。アニメと平行して読んでよかった。あと個人的に、鈴平ひろさんの絵柄ではこれが一番好みってこともあるので、挿絵が毎回楽しみだ。
僕のようにアニメと平行して楽しんでる人も、どんな内容か気になるという人も、まずは文庫小説で手に取ってみてはどうでしょうか。
感想2
いや、これ漫画の描き方だよ!
と読後に否定してしまった。古参にして今も第一線で活躍されている大漫画家の、漫画の描き方という門外不出の虎の巻を公開してしまって、僕らは嬉しいんだけど藤島先生は大丈夫?と余計な気遣いしてしまった。でも藤島先生が構築した漫画理論が、こういう形で後生まで残って、よりよい漫画が育っていくと思うと漫画文化全体の利益になりますし、僕がケチくさいこと言ってるだけですね。
でもこれ、漫画を描く人だけじゃなくて、創作する人は全員読んだ方が良い!
プロットの作り方・キャラクター造形・アイディアの作り方など、ラノベ作家志望の方、脚本家志望の方など広く創作に応用できるもん。これ読んだら、僕もかるまちゃんの小説が書けそうになってきた! Web小説で連載したい! そんなテンションになってきた。
「ああっ女神さまっ!」第一話を藤島先生が完全解説してるのもレアすぎる。へぇ~、こうやって漫画って構成されてるのかなぁ、なんて感心してしまった。これは勉強になるなぁ。漫画の読み方も変わってきそうだ。ただ欲を言えば、この第一話は20年前ですし、比較する意味でも、今連載されている最新話でも同じように解説して欲しかった。まあ、そこまで求めるのは強欲かもしれんけど。
他の漫画家さんでも同じように出してくれないかなぁ、「『ラブやん』の描き方入門」なんて僕読んでみたいし!(笑)
ディーン・R・クーンツの「ベストセラー小説の書き方」の藤島康介版ということで良書です。つっか「自分でやってみた男」という奇書と同じレーベルなんですよねこれ。どんだけ振り幅広いんだアフタヌーン新書。