先日はクラフトボスにご協力参加した話をしました。
★【雑談】「クラフトボス」のオリジナルWeb動画「Flash Back Memories」に参加しました。それにかこつけてFlashの昔話をしてみる
今月限りでFlashプラグインが終わるので、やっぱりそれまでにFlashについて語っておきたいよねってことで、私が主催してFlash座談会をねとらぼえさんに掲載させていただきました!
★【座談会】Flash、今までありがとう―― あのころ、僕らが夢中になった「Flashの時代」を振り返る(前編)
★【座談会】Flashは滅びぬ! 何度でもよみがえるさ―― あのころ、僕らが夢中になった「Flashの時代」を振り返る(後編)
※止む無くリンクしている、転載で紹介している作品につきまして。ご本人からの申告と、正式アドレスが残っていれば、もしくはYou Tubeに掲載しているなら、修正しますのでご連絡ください。
当時の個人Flash文化を、いろんな角度から掘り下げたかった。そんな思いから、人選は幅広いメンバーにしています。
2ch系以外のオリジナルFlashを作っていた人→塚原重義さん
Flashイベント運営に関わっていた人→wosaさん
Flash作品をウォッチしていた人→イイアクセスさん、かーず
記事のコンセプトとしては、この座談会自体が、昔の名作Flashを今に伝えるアーカイブとして成立させること。
もちろん紹介できた作品はごくごくわずかで、語りたいFlashはこれの100倍あありますが!
激しく忍者とか流石兄弟のFlashが僕は好きで好きで。
2ch系以外にも、宮崎吐夢さんの「ここがあの女のハウスね!」ってWHITE ALBUMネタとか、マルチのガイドラインとか、名作Flashは山程ある。
昔から、こういうFlash振り返り企画はやりたかったんです。
というのも今のインターネットは高速に時間が過ぎ去っていって、昔の出来事がデータとして残らないじゃないですか。
今回名前に挙がった作品を検索しても、作者はフリーのホームページが大半で、geocitiesとかYahooとかサービス終了してます。
……って、かーずSPも最初のInfoseekが消えていて、当時のログも手元に残ってないから人のことは言えないんですが……
Flash職人も、Twitterをやってない人は消息がつかめなかった人が多数です。
記事内で触れている青池良輔さんのCATMANシリーズも見られない……。
Flashがネットの地層に埋もれていく中、当事者の記憶が残っているうちに、当時のFlash文化の面白さを伝えたかった。
あの頃って、ネット黎明期ならではのカオスな要素がFlash作品にも反映されています。
例えばアンダーグラウンドな雰囲気を残した黒Flash(著作権的にゴニョゴニョなFlash)なんかもひっくるめて、記録として今のうちに発表しておくべきだなと感じた次第です。
皮肉にもFlashプラグインが終了することで、今回みんなが集まるきっかけを作ってくれたんですよね。
後編は、オフラインイベント、オンラインイベントの話を中心にしています。
僕はFlash職人じゃなかったので、職人同士がMSNメッセンジャーやmixiで情報や進捗のやり取りをしているのなんて知らなかったw
「作品制作・発表には他人と繋がりたい欲があって、コミュニケーションが満たされると作品が完成しない」という話。
今は個人がSNSにマンガやイラストを気軽にアップできますけど、そういった個人技が当時はFLASHという場だった、という興味深い話ができて嬉しかった。
結局は人と人との繋がりが、あの熱狂を生んでいたのがよく理解できる。
巻末で触れたのはこちら。
★Internet Archive、Flashコンテンツをアーカイブ プラグインなしで21年以降も閲覧可能に
プラグインは終わっても、まだまだ見る手段はあるってことで(Flashゲームが遊べるのかは不明)
※ちなみに、「FLASH★BOMB」「flash☆bomb」の表記揺れしている問題。
これはオープニングムービー準拠で、最初の2003年が「FLASH★BOMB」で、2004年以降は「flash☆bomb」に統一されているという経緯があります。ややこしい。
スペシャルサンクス
UG-Kさん
塚原重義さん
み~やさん