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かーずSP的「メイドさん大全」出版特集



今回の経典

「メイドさん」大全 完全保存版―僕たちの大好きなメイドさんが大集合(Amazonで購入・1470円)

「メイドさん大全」では、いろんなゲームに登場するメイドさんをディープに掘り下げていますが、ここでは、私の担当したメイドさんゲーム・アニメを、作品としてみてコメントしています。ぶっちゃけ感想コーナー。



目次

1:Clover Heart's

2:エリュシオン 〜永遠のサンクチュアリ〜

3:めいめいめい!

4:めい☆ぷる

5:とらいあんぐるハート3 〜Sweet Songs Forever〜

6:GLO・RI・A 禁断の血族

7:アラベスク

8:化石の歌

9:果てしなく青い、この空の下で…。

10:舞-HiME




1:Clover Heart's ALcot


今回、新規でプレイした中ではもっとも面白かったゲーム。「大全」で書く事が決まって最初にプレイしたんだけど、あまりにのめり込みすぎて、こればっかり3週間ほどプレイするというペース配分ミスで、締め切り近くで泣く羽目をみたくらい。

双子の兄弟が、いきなり同居することになった双子の姉妹と恋するハートフル青春ストーリーなんだけど、その10代特有のナイーブな心情描写が絶妙に上手く描けている。それぞれの兄弟の三角関係をメインとして、様々なトラブルが4人+αにのしかかり、傷つけ合いながらもお互いを認め合い、次第に少しづつ大人へ成長していくくだりの描かれ方は、僕の心の漫画「わずかいっちょまえ」に匹敵するんじゃないだろうか。

勿論、CGの美麗さも最高水準。ロリ入ってますがエッチが全部半脱ぎというこだわりよう。別に取り立てて変態行為はやってないのに、かなり濃くてエロい。これは日常描写のキャラ立てが成功しているから、感情移入が強く、さらに清純さとのギャップにそそられるんだろうね。似たような方向性に「To Heart」があるんだけど、あっちはキャラ立てとエロパートの定離が激しくて違和感がかなりあったんだけど、一本のアダルト作品としては、日常のハートフルとエロがお互いを引き立てあうように高まって昇華させている点で、クロハの方が遥かに優れています。

声優もすべて上手くて、ゲームに入りこむのに何役も買っています。エッチボイスもガチだし。

ここまでベタ誉めしていますが、僕が聞いた話では、すでに3人とも序盤で投げ出しているんだよね・・・。確かに主役4人の青臭さを受け入れるのには、好き嫌いがあるとは思う。
劇中、主人公がエロ本をクラスメイトの女子に見られて登校拒否になりかけるシーンがあって、

10代の頃の僕だったら、その感受性の強さが描かれる箇所にシンクロしまくってただろう。

でも20前半の社会に出たての僕だったら、「は?何貧弱な事言ってんの、アホちゃう」と一笑に付していたんだろう。

でもこの歳になると一周してまたシンクロしてきて、「そうそう、あの頃って暮らしている世界が狭くて、こんな些細な事でも世界の終わりみたいに傷つくんだよなぁ」と、懐かしみも入っての感情移入が起こった。

メイドさん的には、乃木坂 久遠はKanonの秋子さん的ポジションで、子供達を優しく見守るサブキャラ・・・なので、CGの点数が少なくて困ったのはここだけの話。この人の筆おろしシーンが絶対あると思った自分は穢れていますね、はい。
過去にいろんな経験をしてきたらしく、append discがまた出たら、彼女を掘り下げた番外編も観てみたいです。


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Clover Heart's DVD EDITION


Clover Heart's append disc TOYつめちゃいましたっ



2:エリュシオン 〜永遠のサンクチュアリ〜テリオス


↑テリオス公式の紹介ページが中途半端にやる気がないので、リンク先はコンシューマ版です。
さて、このゲームは今なお傑作であることに間違いはなく、その素晴らしさについては、エロゲカウントダウンPERO氏によるレビューがすべてを物語っています。
本編の根底に流れている、メイドがメイドである必然性が備わっている、生粋のメイドゲームとして強くお奨めしたい。恋人エンドよりもメイドエンドがトゥルーですし。ただし、チビキャラによるマップ移動がマジで面倒なことこの上ないので注意。これさえなければ・・・。

ただ、占星術を要として謎が謎を呼ぶ展開が魅力的なんだけど、これが出た5年前にはすべてを理解できなかった私。今回、再プレイして感じたのは、やっぱり一部の謎については未だにわからんってことでした。駄目じゃん!
もうその辺りは魅力的なヒロインたちでうやむやにして、素直にプレイ後感を満喫するのが吉。エロシーンも純愛/陵辱含めて豊富にあって満足できます。キャラクター性を含めて、ジェーンとミレイがイチオシ(といいつつ二人を指名してるけど)


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ELYSION〜永遠のサンクチュアリ〜



めいめいめい!

発売からまだ一年経ってないのに、メーカーのサイトが跡形もなく消えているのに不安を感じつつ、↑リンク先はげっちゅ屋の作品解説。

軽いノリのスラップスティックAVGで、終始ライトポップな雰囲気が気軽に楽しめるゲーム。システム廻りは軽く、マブラヴほどではないにしろ、立ちCGがコロコロ動くのは見ていて楽しかったです。
上のエリシュオンと大きく違い、メイドなのにご主人様(主人公)を平気でド突いて気絶させたり、物を破壊しまくったりと、かなりイレギュラーなメイドゲームです。
僕はファーストプレイは攻略サイトを観ずに自分の感性の赴くままにプレイしたんですが、終盤、明るいBGMが途端におどろおどろしくなって、あれよあれよという間に調教エンドになったのは驚いた。俺の潜在意識って一体・・・。
ベースは純愛でも、陵辱系も用意してある懐の深さにカンペリ。
しかし、このくらいで驚いていてはいけなかった。このヒロイン4人のうち、とんでもない秘密というか落とし穴ちうか、超高校級爆弾が仕掛けてあるヒロインがいて、最後の最後にその娘のシナリオだったんですが、開いた口が塞がらないとはこの事です。紹介ページからはさっぱりわからんあたりがめっちゃ悪質。前に、攻略ヒロインの性別が男だった事でメーカーの掲示板を荒らしたDQNがいましたけども、LaLaのサイトが消失しているのってもしかして・・・。

めい☆ぷる Sweet Basil跡地

↑ロットアップして公式サイトにもコメント程度しか載ってません。
義妹孤児メイドとメイドロボの二人という、変化球にも程があるだろ的メイドゲーム。話の流れはぶっちゃけToHeart Remember my memoriesのあかりとマルチ準拠なんですが、こちらの方が世に出たのは先。
そして日常パートは鍵ゲー準拠で、まさに葉鍵ヲタをターゲットに絞ったゲームっぽい印象。エッチシーンも一人につき三回でそこそこ充実していて、ラブ萌え系な好きな方ならどうぞ。
・・・美少女ロボとの恋愛は永遠、だよ(ONEネタ)



とらいあんぐるハート3 〜Sweet Songs Forever〜sp-janis.com

1,2はコンプリート済み。この3は一度序盤で挫折するも今回をきっかけに再プレイ。こ、これ面白い・・・今更ですが。To Heart、kanonら泣き&萌えゲーから進化したエロゲ界で、萌えへの一点集中に特化した成功例が「とらハ」シリーズであり、まったりとした世界観がプレイヤーに癒しを与えてくれる。


と、ここまで書いて、昔同じようなこと言ってたような・・・と思い起こしてみると、旧サイトのとらいあんぐるハート2(JANIS/ivory)レビューにて、まったく同じことをフォントいじりでかましてました。

リンク先でボロクソ書いてるゲームシステムは さすがに改善されていて、2の無駄に長い部分がシェイプされて おりストレスなく遊べるのは見事。でもMAP移動の不自然に小さくてクリックしにくいアイコンは変わってないんだよね・・・なんなんだこの嫌なこだわりは。

またまた余談になりますが、猟奇的なヒロインのブームとある種のゲームの衰退を読んで、「とらいあんぐるハート1」を思い出した。
ディスクの中にテキストデータとして没シナリオが入っているんだけど、それがこのゲームの雰囲気にまるで似つかわしたくないグロなバッドエンド。Google 検索: とらいあんぐるハート 壁に咲く薔薇のリンク先をみると、わざわざテキストをダンプしてまで読んで後悔したエロゲーマーたちが多数。これが世に出ていれば、ひぐらし、スクールデイズを先取りした作品として、再評価されていたのかもしれない。

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とらいあんぐるハート 1・2・3 DVD Edition


GLO・RI・A 禁断の血族

シーズウェアの公式サイト、いつまで経っても休止状態なのでげっちゅ屋の紹介ページより。さっきからそんなんばっか。

このゲームは思い入れがありましてね。初めてWindowsマシン(PC-9821Xaという、DOSエロゲとWinゲームがどっちも遊べる、当時のエロゲーマーの唯一のチョイス)を買った時に、とにもかくにもWindowsを買ったという実感が欲しくて買ったエロゲで、まあ、「げんしけん」の笹原 完士と一緒の動機ですわ。

ゲーム自体もクオリティ高くて、CGも美麗、無数のシナリオといくつあるのかわからない多数のエンディング、高乃麗ら有名声優が実名で登場する大らかさ(ぉ と満足しました。
で、今回の記事で困ったのは、「大全」はキャラクターを深く掘り下げるため、ぶち抜きで大きく立ち絵を載せるフォーマットがあるんですが、立ち絵がないんです、このゲーム。その代わり、小さいウィンドウの顔CGを12個並べた画像を作成してみたら、怖い事になってしまったので速やかに却下。その分イベントCGで埋める事になりました。


余談:メイドさん大全の紹介ページでタイトルにソフ倫の銀シールが貼ってあるのは、ゲームパッケージをうちでスキャンしたものだから。

アラベスクF&C

あまりにも古過ぎて公式サイトにも紹介ページなし。
11年前に発売されたので、メガストアのバックナンバーを調べてみると、ファミ通をパクったクロスレビューでは一番の高得点で、編集部イチオシに推薦されていました。女の子の一人称視点がまた珍しい時代(当時は変態AVGのリビドー7とクローンドールの電波日記くらい?)、F&Cは当時の業界で一番のCGクオリティを誇り、部分的にアニメーションもするというのが勝因なのか。もしくはファミ通のスクウェアと同じように(検閲削除)
ま、そのアニメーションってのも、おしっこがチョロチョロ出てくるという使いどころを間違えたものばかりでしたが。

僕の認識では、「シャアっぽい仮面をつけたヒッキーが、山奥で女を囲っているところにヒロインがなし崩しに取り込まれる」ゲームだったんですが、プレイ後の感想もその通りでしたっ!
「愛するとは何か?」という純文学っぽい作風が、グッとくる人にはダイレクトにくるのかもしれません。と軽くフォローしておいてなんですが、「大全」の企画人の本田透さんが中古屋にて捨て値でゲットしたのを僕が譲り受けましたが、普通はもうこんなオールドゲームは手に入れる事はできません、多分。



化石の歌アージュ

このゲームを買ってあった理由は、アージュマニアックス 〜伊隅四姉妹最期の日〜という、ageの過去の作品のみならず、ちよれんの他のメーカーのゲームのキャラたちが多数出演しているお祭り的ゲームに惹かれて、どうせやるなら、元ネタ全部知っておかないと、という動機で購入。その後数年放置プレイ。

ファーストプレイでは多重構造の話がさっぱり理解できなくて、再度テキストをじっくり読みながらプレイしていたら原稿の締め切りが(略)
アメリアの紹介には、うっかりウケ狙いのコメントをしてしまいましたが、だって最初のエッチシーンがあの強烈なXXですもん・・・しょうがないでしょ。マリーツィアは、普通に萌え所を紹介しています。



果てしなく青い、この空の下で…。TOPCAT

今なお燦然と輝く、伝奇ノベルの名作!
昔プレイした時は、「ひたすら長い!」京極夏彦でも読まされているのかと錯覚するほどの長さに感じたんですが、今再プレイしてみると、それほどでもないんですよ。いかにここ数年で、エロゲはテキストが膨大化、肥大化していったのかが実感されます。

メイド的要素は芳野雨音が悪徳代議士の元でバイトする、という一点のみなので半ページ扱いですが、ゲームとしてみれば今回紹介した中でも一ニを争うお奨めなのは「ひぐらしのなく頃に」雑感でも書いた通り。すでにプレミアはついてませんので、見かけたらゲットしておくのも手です。



10舞-HiME

アニメページで僕が担当したのはここだけですが、わざわざ立候補してまで書き上げたという気合の入れよう。このアニメは今年の現時点でのベスト、フタコイオルタが今のクオリティのまま最後まで放映されても、これには敵いません。

サイト巡回しながら、2話から垂れ流しにしてニ三さんの出てくるシーンをチェック。原稿を書く段階で、そのチョイスした彼女の雄姿を繰り返してみていたら、洗脳されるが如く心の底から萌えエネルギーがほとばしりまして、心底萌えました。大鎌でポーズを決めるシーンをキャプって壁紙にしたほどです。

スペースの都合で載せられなかったんだけど、料理対決で、ニ三さんがスプーンで命を撃退するキャプ画像はコメントまで用意していたのです。以下↓。

「画像1:スプーン一本で命(ミコト)を昏倒させて「メイドのたしなみです」と言ってのけるお茶目さも素敵。


あと、大全の製本を観てみたら、いきなりアニメページのトップに掲載されていてビックリ。恐れ多いです。