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2年ぶりに自作マシンを組んだよ〜
そのニ 組み立て

二日後、ケースが届く。早速開封します、なにやらネジや土台が入ってますが、とりあえず横に置いといて、早速シャーシ(ケースに固定するための鉄板)にマザボをつける所からスタート・・・したんですが、シャーシにマザボをつける金具がどうも見つからない。いや、正確には付け方がわからない。ネジじゃない部品はいろいろあるんですが、それをどうすればマザボの基盤を固定できるのかがイマイチ理解出来ない。ケースにマニュアルなんて普通付いてきませんから途方にくれました。いきなりの挫折です。
しばらく考えた末、バラした方のAT機に付いていたプラスティックの固定部品を流用することに決定。これが三台目のAT機だから良かったものの、最初から自作機に手を出していたら代用部品がなくっていきなり終ってましたね。「野々村病院の人々」の、主人公の探偵が最初に依頼を断って速攻エンディングみたいなもんです。

さて、シャーシに固定したマザボにCPUを取り付けます。デュアルマザボはCerelonをサポートしていませんが、マニュアルを読む限りシングル動作なら可能みたいです。
今回のトラブルメーカー、BH-6からCerelonを抜く・・・のですが、固定されていて抜けません。Pentium2の場合、両端にノックする手すりみたいなのを中央に引きつけて外すのですが、このCerelon、socketタイプにslot変換(スロケットという造語もある)が付いてます。だからそういう「ノッチ」もなく、スロケット基盤に石とファンがついているだけです。強引にやれば抜けるはず。太ももでマザボを挟み込み、指で基盤をつまんで上に引き上げようにも、これだと力が全然入りません。だからスロケットの裏面とファンの表面に指をかけて持ち上げ・・・られません。しかも、イヤな感じでスロケットの基盤がしなります。ついでに太ももにマザボが食い込んでマジで痛いです。ミシミシ言ってるのがマジでヤバそうです。
どうも力の入れ方にコツがあり、しばらく試行錯誤していると、スルッとあっけなく抜けました。

少々不安があったのでもう一台のマシンに、これをつけて起動して見ると・・・ウンともスンとも言いませんスロケット基盤、壊れたようです

教訓1:抜く時は慎重に

しょうがないので、今は使ってなかったPentium2-300で代用。クロック上げると463Mhzで常用使用可能な優れものです。続けてメモリを増設。買ってきた256MBプラス、前からの代用として128MBを三枚増設。いきなり、穴という穴を埋めちゃいます

「あ〜ん、すんごく硬ぁ〜い」

メモリを挿入するのが、です。

そして、マザボをケースに装着。これは逆には付けられないようになっているので、上下、前後を検討して慎重に固定、ネジ止め。
さて、周辺機器をケースに設置です。上から、5inchベイが6個、3.5inchベイが5個という構成なので、こうしました。

スピーカー
SCSI CD-ROM(Logtec、パイオニア製x24)
空白
リムーバルベイ仕様のHDD(IBM 30GB)
空白
ATAPI CD-ROM(ASUS製x40)

FDD
HDD(8GB)
HDD(15GB)
HDD(15GB)
HDD(60GB)

という構成。さすがはフルタワー、SCSIにしろIDEにしろケーブルは一番上まで届きませんのでスピーカーを設置。あとは今後の増設を考えて、HDDも熱を持つのでブランクを混ぜつつこうしました。

そして、電源ケーブル(白いプラスティック、中が4ピンになってる)を各部品に結びます。電源ピンはかなり硬いのも多いので、力が必要になってきますので要注意。
更には、ケースから出ている電源・リセットスイッチ、HDDランプなどをマザボに挿します。マザボを見ますと2x9列にピンが並んでいますので、マニュアルを見ながら丁寧に挿して行きます。ケースからのコードには「RESET SW」など書いてありますので楽勝です。マニュアルも全部英語だけど、図入り解説もありますんで詰まる事はありません。
そして、買ってきたグラフィックカード・MilleniumG450を装着。AGPは一番CPU寄りの茶色の挿入口というのは規格で決まってますのでこれも余裕。

他のカードはまだ挿しません。OSをインストール後にひとつひとつ認識させていくからです。それではスイッチ・オン!



ウンともスンとも言わねーっ!

自作をやっていて、これが一番イヤな瞬間です。廻りには訊く人間もいなく、ただただ動かない鉄の塊を前に茫然自失、「ひょっとしてマザボやメモリに身体が触れて、チップ壊しちゃったのか?」という最悪なケースを頭から振り払い、原因解明です。2年前に買った自作AT組み立ての解説書のトラブルシューティングを読むと、

パワースイッチは挿し込んでいますか?・・・Yes!
ケースによっては、裏側にスイッチがあることもあります。あと、115Vにセットされていますか?・・・Yes!
マザーボードに電源ケーブルは刺さっていますか?・・・Yes!
ケースのパワースイッチの端子は、ちゃんとマザーボードのスイッチ・ピンについてますか?・・・Yes!
ピンは、一番ピンをまず確認して方向に注意してください。極性が逆になっている場合は、慌てずに逆にして挿してください(一般には黒いケーブルがマイナスという慣習らしいけど、うちのは白と緑、わからんから両方試してみる)・・・Yes!

これらがOKの場合、不良品の可能性もあるとのこと。マザボの電源ピンは、「ショートさせることでスイッチが入ります、マイナスドライバーで確認してください。」という記述も。
ケースの電源スイッチをピンから抜き、代わりにマイナスドライバーをあてがう・・・ノーリアクション!ケース(電源スイッチ)に問題はなく、マザボか電源ユニットが疑わしいです。

一度全部とっぱらって、再度接続し直します・・・やっぱり動かない。もう一度とっぱらって、再度接続して・・・30分も同じ行動ばかり。もう端から見れば、お利口なチンパンジーが知能テストと称して、積み木やら絵の書いた札をあーだこーだいじくってる図に他なりません。

やってる自分も虚しくなり、諦めかけたその瞬間!マザボの電源スイッチやリセットスイッチなどを差し込むピンの密集地(パネルコネクタ)の近くに、まったく同じ構成の2x9列のピンを発見。マザボには「JP10」との印・・・「ジャンパ10ってこっちの事か〜〜っ!!」
マニュアルを見ても、やはりこっちがパネルコネクタらしく、「じゃあ今まで差し込んでいたJP11って何よ?」と問いただしたい気分でいっぱいですが、マニュアルには何のコメントも載ってません。スゲー気になるんですが・・・。

教訓そのニ:マニュアルはちゃんと読め

今まで散々目に映っていたであろうJP10に、気にも留めない自分のうっかり度を猛省しつつ、再度接続しなおし、ポチっとな・・・・「ウィィィン」というファンの音。やった!起動です。
さすがに578MBも積んでいると、メモリチェックが延々と続きます。カウンタが600MBに近づいたその時、再度メモリは0からカウントし直しです。「あれ?」またもや延々と数値の上がっていくメモリを観ていると、またもやカウントは0から・・・ル、ループしとる〜〜っ!!

焦って電源を落とし、再度起動しても同じです。「そうか、デュアルマザボに一つしかCPU挿してないからだ、片方にターミネータみたいな終焉端子をつけないと駄目なんだ」となぜか勝手に思い込む私。結論から言えば、BIOSの「QuickPowerOnSelfTest」(起動時の自己診断)がデフォルトではDisableになっていたからなんです。これだとメモリチェックを三回行うんです。Enable(簡略化)だと一回で済みます。あまりに積んでるメモリが多かったため、三回目のチェックが終了する前に電源を切っていた自分の早とちりが原因だったわけです。てへっ。

もう、デフォルトのBIOSなんて当てに出来ません。英語のマニュアルと解説書を見ながら、わかる範囲で設定を変えていく私。載ってない項目もかなり多いんですが、ネットで調べることにします。

ちなみにこのマザボ、最近では珍しくベースクロックは基板上のジャンパで行う上に、66・100・133Mhzしか選べません。しかも倍率は自動セッティング、すなわちクロックアップができません。最初の購入条件から遥かにかけ離れた面白みが無いマザボにちと後悔気味。やっぱりパーツは慌てて買うものじゃありませんね。

今度は一瞬でチェックが終わり、システム起動です・・・CドライブのOSを読みこもうとすると、いきなりエラー。やっぱり、前のマザボで使用していたシステムドライブでは動きません。Windowsのクリーン再インストールです。
起動用フロッピーを立ち上げ、システムドライブ「C」をフォーマット、Windows98をインストールします。かなり順調です。所でさっきから、IDEを読みこんだ後いちいち「Invaid(「何とか)  Hit Any Key」と出て、いちいちキーボードを触らないと先に進まないのはどうしてなんですかね?マジで面倒です
BIOSから、「BootSequence」(OSを起動するドライブの探索順序)から、A(フロッピードライブ)もCD-ROMも外して、すべてを「HDD1」に選択してもこれは変わらず。わからない事は後回しにして、インストールを続けます。

なんとか、まっさらなWindows98が入りました。ここまでの問題は、上記の「Invaid〜」のほかに、なぜかCD-ROMがマスター・HDDがスレイブになってしまうことです。HDDは五台積んでますが、最初は最低限の装備という事で一台しかつけてません。プライマリーIDE端子→HDD→CD-ROMとやると強制的に終端の方がプライマリーになるん?
CableSelect(自動)をやめて、無理矢理ジャンパでCD-ROMにSlaveを当てると認識しなくなります。これは未だに原因がわからず、しょうがないのでセカンダリーIDEのプレイマリーにあてがってます。

一度電源ダウン。とりあえずOS入りHDDの他に、2台のHDDを繋げていきます。残りのHDDは、あとでATA100カード(PCIカードにIDE端子を拡張する)に接続するので置いておきます。
さて、一番下の一台のHDDが認識しません。Master、Slave、CableSelect全部駄目です。おや?HDDなどに電源を供給する電源差込口(4ピン)の一つがハミ出ちゃってます。さすがに安物のケース、さりげない復讐をされた気分です。こうやってあっさり書いてますが、これの原因解明にはやはり30分くらいかかりました。会社から帰宅して、速攻組み立てに入ったにもかかわらず、すでに深夜で日付けも変わってます、今日はこれで終了。

つづく。

2001・6・04記

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