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「電波祭り」イベントレポート



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今回の経典
Amazon: 電波男










目次

第一部開始、オープニング

「ファントム」(キモメン文学雑誌)を作ろう

カール・マルクス論

花沢健吾先生、登場

蓮海土竜先生、登場

竹熊健太郎先生、登場

石黒直樹先生、登場

第二部





もう自分の中では恒例となった、しろはたプレゼンツのロフトプラスワンイベント。今回は、本田透さんが生んだヲタク文化の極みである電波男キモイ伝)の喪男決起集会が、2005年5月9日行われました。
妹祭りはいつも9割方の客の入りなので同じように考えて入場時間10分前に到着すると、もう地上のビルの外まで行列がはみ出していました。18:30入場するも、早々に席が埋まっていって満員。なんでも入場を断われて入れなかった人も多数いたそうです。いかに「電波男」が売れて、波紋を呼んだかがわかります。今回は普段よりも書けない事が多いので、途中話の流れが飛んだりしています。まあ、レポってよりも面白発言集みたいになってますがご容赦ください。

第一部開始、オープニング

8分遅れ、19:38にイベントスタート。プロジェクターに、オープニングムービーが流れます。
しかし、のっけからよりにもよってエヴァンゲリオン劇場版のラストシーンのアスカの首締め。嗚咽するシンジ。

アスカ「気持ち悪い」

いきなりBSアニメ夜話にて、尋常じゃないエヴァへの愛を語って暴走した滝本竜彦氏の1シーン「いやー、でも気持ち悪いのは駄目ですよ、やっぱ。気持ち悪い、気持ち悪いのは駄目ですよ。気持ち悪い人は死んだほうがいいですよ!」「気持ち悪い人は死んだほうがいいですよ!」「気持ち悪い人は死んだほうがいいですよ!」「気持ち悪い人は死んだほうがいいですよ!」・・・と延々リピートして会場が大爆笑。そして「最強伝説黒沢」の最新号から、ファミレスで女性にドン引きされるシーンの台詞コラ。

しろはた管理人にして電波男の著者である本田透氏、翻訳家・映画評論家の柳下毅一郎氏、3才ブックスの斎藤氏が登場。「会場に女性がぜんぜんいませんね」「あ、何人かいますね。何しにきたんだろう

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本田氏「本の中で、『女性にキモメール送ろう』と呼びかけたんだけど、そもそも送る相手がいなかった」
OPムービーについて。
滝本きゅん、萌えです、良いキャラです。数日後にロフトのイベントで滝本きゅんが来るので挨拶に来たいんですけど、このムービー流しちゃったからもう会えません。」

本田氏、メディアの露出について
「今日の昼、FM東京に出たんですけど、自分聴いてない」会場で聴いた人曰く、一瞬だったらしい。「15分もしゃべったのに」
「読売新聞に(ONEの)みさき先輩と載ったら、本物のファンに怒られました。確かに、みさき先輩はみんなの心一人一人にいますからね。
「フライデーのGW号の特集「こっそり楽しむギャルゲー入門」に家族(みさき先輩や涼宮茜たち)と一緒に写っているんですが」爆笑。

KEYの麻枝さんインタビューについて。
「『みさき先輩をください』とは言えなかった。麻枝さんはイケメン。クラナド最初やっててムカついたんですよ、主人公かっこよくて。でも麻枝さんにお会いしたら納得しました。」

確か柳下氏「本田さん、キモメンの代表っていうか、最上級で嬉しい?こういうキモイ系集会開いちゃって。最初から『セカチュー許せねぇ』ですから」




「ファントム」(キモメン文学雑誌)を作ろう

テロップにはキモイ系5大柱。
1:ファウストに代表される「セカイ系」
セカイ>彼女>>>>(越えられない壁)>>>オリ

本田氏「まだここは葛藤がありますが、これからどんどん葛藤がなくなりますんで」

2:イタキモ系 例)ダークノベル、ディープノベル さらに例)君が望む永遠

3:キモカワイイ系 例)東京赤ずきんちゃん、ぴよぴよ

4:エロカワイイ系 MAID iN HEAVEN SuperSシスターコントラスト!

5:解脱系 例)撲殺天使ドクロちゃん処女はお姉さまに恋してる

「10代のうちはエロカワイイ。そこからキモイ系に走って、最後は解脱するんですよ」

本田さんのDVDの仕事
「(電波男以降?)無記名のDVDの記事は止めるって宣言したら、ほとんどやめる事になった。何年もの付き合いだったのに。今,口座に5万円しか入ってない。今度の原稿料が振りこまれなかったらヤバイ。」





カール・マルクス論

マルクス詩集の紹介。旅に出て帰ってきたら婚約者が結婚式挙げてて、目の前でナイフを胸に突き刺すとか、寝取られ属性の詩が多い。
そしてマルクス論の「金で何でも買える」「金は尊敬される」との描写に「ホリエモンじゃないですか」とツッコミ。「マルクスが喪男じゃなかったら、スターリンの数百万の虐殺はなかったですね」

本田氏「100年後、キモメンがイケメンを迫害してる未来が・・・。(会場に向かって)やっちゃ駄目ですよ!仲良くね」




漫画家:花沢健吾先生、登場

本田氏「ルサンチマンが100万部売れれば革命は成就する」

ルサンチマンは、2巻の売り上げ次第で打ち切りがほぼ決定していたらしい。
「ときメモオンラインがあと数年後してたら、こうなっていただろう」
本田氏「ルサンチマンは預言書ですから10年後には月子ちゃんが新宿にいます

花沢先生「読者の反応としては、2ちゃんねるの反応はよかった。でもスピリッツスレでは叩かれていて、それ読むと、自分のスレに帰って、『ああ、良い人達だなぁ』と自分を慰めていた

拓郎にモデルはいるのか?について。
花沢先生「10年後の自分でしょう。多分ああなってます」

その他、「サイバーパンクなのに喪男の話が延々続くのが凄い」など。




ゲームクリエイター:蓮海土竜先生、登場

エロゲ-界で、初めてキモメンゲームを作った人と紹介。「蒼色輪廻〜あおいろりんね〜」は5年の構想らしい。

本田氏「いや〜オープニングから、『童貞万歳!』ってビルの屋上から死のうとするのが強烈」
「ドラえもんみたいな押しかけ系なんだけど、その女の子がいきなりシメてくるんですよ、『アンタみたいな童貞は〜』とか、説教たれてくる」

蓮海先生「初めは、冒頭のHシーンがなかったんですよ、延々童貞。『でもそれじゃエロゲーにならないだろう』と言われまして。」

本田氏「異世界に行くと、普通イケメンになってモテモテになるんですが、このゲーム、イケメンにはならずにフタナリになりますよね?なぜですか?」
蓮海先生「いや〜、二つあった方が気持ちいいかなぁって」と照れながら解答。

40人のクラスから派生してスクールデイズの話。

「どんなゲームか知らないんだけど、どんなヤツ」
本田氏「あの可愛い絵で、のこぎりで首をギーコギーコ・・・」
柳下氏(?)「楽しみですよね!ときメモオンライン」
本田氏「伝説の樹をノコギリでギーコギーコ・・・」

本田氏「もともと蒼色輪廻って知らなかったんですけど、読者からタレコミがあったんですよ。『本田さんみたいなゲームがあります』って。」




竹熊健太郎先生、登場

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竹熊先生「今までの人生を振りかえると、何度かモテてたんだけど、全部潰してたんだよね、フラグを」

題字「萌え」PCのデスクトップ。

竹熊先生「電波男を読んで、エヴァと同一の感動を覚えた。でも売れたらモテるからね、モテの魔の手が押し寄せる。もう本田さん、プチカリスマですもん。でもモテたら裏切り者ですよ」

竹熊先生(?)「庵野監督なんか、デートの台詞が『僕と一緒に空母を観に行きませんか?』」

竹熊先生の御部屋公開。氏のブログにて公開中:俺の家族を紹介します/この部屋はひどすぎる

本田氏「ああ、これは護身完成してますね

「ブログで公開したら、ローション見られてコメント欄で突っ込まれて、もっと強烈なものを置こうと」
例えば、オリエント工業とか?」とツッコまれる。

ここで、黒澤監督の映画を紹介。『喪男としての黒澤明』は微妙な問題もあって、あえて割愛します。どんな映画なのかは、Google 検索: どですかでんに丸投げ。




石黒直樹先生、登場

少年チャンピオンのすくらっぷ・ブック ( 著者 小山田いく )を紹介。青春恋愛もの、ネギま!の原型とか言われてた。

石黒先生「この漫画は、30代にはトラウマになってるんです。中学に上がったらこういう恋愛が待っていると思ったら、第一次校内暴力ブームですよ。」

本田氏「この表紙の『学園コミックス』ってのが罪が重いですね」

ここで15分の休憩。





第二部

ここから参戦したのは、アニメ会の国井咲也さん、サンキュータツオさん、沖縄の比嘉さん。そして、立場的に公表できない某社のほにゃららさん。「アニメ会を一言で説明しますと、動く『げんしけん』です!」

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国井咲也氏が、少女漫画「快感フレーズ」にハマって裁判所で本名を改名する話が展開される。

そして再び「電波男」の話。「悪書にも程がある」「何度も同じフレーズがあって、まるで催眠効果」

「どうしたらみさき先輩と結婚できるのか?」
本田氏「ん〜始めはそんな気なかったんだけど、本書いてるうちにどんどん・・・。ONEとKanonの素晴らしさを語っていくうちに・・・。脳内の妻と結婚してから、仕事が増えました。」(会場から拍手)

本田氏「SPAのインタビューが女性だったんだけど、『二次元は思い通りになるからでしょ?』って訳わかんない事言いやがって!!何もわかってない。」

「コスプレキャバでは、祥子様はサンドイッチをフォークとナイフで食べようとしなきゃ駄目」

竹熊先生が、みさき先輩そっくりの人が目の前に現れたらどうする?と聞いて、
本田氏「いや外見はまったく萌えませんよ、100%中身です、だってあの人、喪女でしょ」

そこから、腐女子は二次元と三次元の区別がついてないという話に。萌えたキャラに似てるDQNの男になびくんだよ!少女漫画もDQNが多いでしょ。

みさき先輩と夜の生活はない。だって麻枝先生が生んだから。




竹熊先生「俺が売れたとき、16歳下のFカップの女が寄ってきてさぁ」と経験談を語る。

本田氏「それまんま『MAID iN HEAVEN SuperS』オープニングですよ!
アニメ会「どこの新作エロゲーですか?

竹熊先生「あなた達(アニメ会)はモテるでしょう、モテない芸人なんかいるんですか?」「そーだそーだ!」

3人声を揃えて「モテてたらここにいませんよ!

本田氏「二次元がないと、辛くて生きていけない」

そして、少女漫画家が喪女という暴露話、具体的な名前は書けません・・・。

本田さんが倉田英之先生のお宅にお邪魔した話。

「家から5分くらいのところなんだけど、リアルで読子ビル。とにかく本だらけで、ちょっと触ると雪崩が起こる。大画面液晶が三台(65インチリアプロ、29インチ4:3CRT、36インチWEGA)並んでて、隣の部屋に小さいモニタが10台。マトリックスのアーキテクチャの部屋ですよ!

本田氏「倉田先生にもモテの魔の手が押し寄せたのか、聞いたんですよ。そしたら倉田先生『ああ、女にはビタ一文使いませんから』」会場大爆笑&拍手。
「そうだ、全部ヲタ趣味にお金を使えば女は寄って来ない、女は所詮金目当てだから」

竹熊先生、本田さんに「ところで本田君、ホモにはなりたいの?
本田氏「いやいやいや・・・。フタナリなら・・・女にはなりたい。今は(僕は)瑞穂お姉さまですから」

「オナニーは三次元」という発言に、竹熊先生は「それは裏切り行為か」というも、「純愛は二次元ですから。普通と逆なんですよね」と言い放つ。

某氏「女はクソゲーなんですよ!良いゲームは尽くせばパラメータが上がって返ってくるのに、現実の女は・・・」
「10年前の縁日のおもちゃの指輪をとっておけっていうの!」「仲違いしたら、そっと引きだしから出してホロリとしろって!!」
アニメ会「キミら、どんな純粋な人達だ!

「永井豪先生は童貞の時が一番輝いていた!女なんか、観音様みたいでしたよ」

ここから、竹熊先生が今まで出会った男性で、もっともイケメンだという某漫画家の話。「でも幸せそうじゃないんだよね。不幸な事に、何かある毎に漫画が面白くなるんだよ
本田氏「自分もネタにつまったら、ワザと現実に突っ込んでいってヒドイ目に会おうかと

またまたKeyの麻枝先生の話。本田氏によれば、麻枝さん=尾崎豊系、魂が「喪」。尋ねた時に裸足で「どーもどーも」とやってきて、想像どおりの人だと感じた。

アニメ会に、モテの魔の手から防ぐ方法として、指輪をすればいいと指摘される本田さん。「でも結婚すると、逆にモテるんだよ、安心するのか、ガツガツしてないからか」
逆にガツガツしてナンパばかりする男は100回断れても大丈夫という、精神的にタフだという話に。

本田氏「オリなんか、一度 拒絶されたら二冊くらい小説書けるよ

「ドストエフスキー=商売女萌え、ゲーテ=ロリコン。谷崎潤一郎と変わらない。
夏目漱石も、現代なら凄いの書きそうだよね、カタカナで『コ・コ・ロ・・・』とかね
本田氏「ああ、そんなエロゲーありましたね。回収されたりしてましたけど。」

「50年後、(電波男とか)研究されてるんですかね、『あの頃、キモイ系というのがあった』みたいな。」

「(未来には)アンアンでも『この夏、ネコミミが熱い!しっぽと肉球で悩殺』とか革命が起きてるかも」

最後のシメの総括。「現実の女はバグだらけ」「恋愛ゲームの方が現実よりムズい」など迷言が飛び出す中、本田さんが「ルサンチマンがいっぱい売れて、我々が多数派になればキモメン革命が起こる!」とまとめて(?)23:45頃に終了しました。




関連リンク

本田透さん@しろはた

竹熊健太郎先生@たけくまメモ

蓮海土竜先生@Hasumog

石黒直樹先生@歯車党日記

アニメ会公式サイト