プチ読書&ゲーム感想

新風舎JamPlus Novels『メイド王子〜プリンス・メイド〜』6月25日発売・新書版
#画像は、著者である黒石翁氏より許可を得て掲載しています。
代々執事として仕える永倉家のたすくは、松平グループの跡取りである凜音お嬢様のメイドに抜擢されてしまう。しかしお嬢様の通う聖セシーリア女学院は全寮制だった!幼い頃からの憧れである凜音様を守るために、男である事を秘匿して女子寮でメイドとして仕えるたすくは、無事に凜音お嬢様の生活を守ることができるのだろうか。
いわゆる女性向けってことですが、内容はショタものですし、執事・女装・お嬢様という要素がわんさかあることから「どんだけ変化する魔球やねん」とツッコミたくなりそうでしたが、実はこれ、根幹はまっとうなラブコメでして、誰もが楽しめる内容になってます。
凛音お嬢様をライバル視する吉良が個人的に好みで、実は単なるいじわるキャラじゃなく、彼女なりの哲学でもって凛音と対立していて、その吉良はたすくの秘密を握ってしまう→たすくは凛音を崇拝するほどに憧れていて→その凛音はどうも様子がおかしい、という後半の構図がおもしろおかしく、でも最後はビシッとしめて、ホロリとさせられてしまったんですけど、んー、上手く作者に踊らされてるなぁ(笑
『かぷりっちおスノー』ほどじゃないけれど、あちこちに「まほろまてぃっく」「舞-乙HiME」などの小ネタを散りばめてあって、「わかる人にはわかる」隠しギャグが盛り込まれてます。
あともうねぇ、挿絵のとんぷうさんの絵が毎度ながら凄い破壊力!自分の好みはラストの挿絵です。なんでこの人はこんなに可愛く描けるんだろう、女も男も(笑
アニメイトをメインに配布されるらしいですが、一般の本屋にも、大きなところ・ラノベに力を入れているところなら並ぶかもしれません。しかし、とんぷう氏の挿絵に魅力を感じているなら、アニメイトの店頭&通販で手に入れたいところ。とんぷう氏のラフイラストをまとめたオリジナル小冊誌付きの限定版が値段一緒で置かれるらしいです。
ライトヘビーノベル誌「ファントム」定価1,680円
Amazon bk1
出版:二見書房/企画編集:本田透
二見書房紹介ページ/ういろうさんの感想
しろはたの本田透さんが企画・監修を務めるノベル誌が創刊されます。かーずもコラムを3ページ書いてます。文芸誌なのに、なぜか「くりいむレモン」のゲームについて語っているという場の空気読めなさっぷり。この時点で読む人を選びそうですが、むしろ知らない人向けに面白おかしくいぢってるので、濃い小説の箸休めにでもどうぞ。うちがニュースサイトになる前に書いてたエロゲレビューとか、ああいうノリです。
見本誌を現在読んでる最中ですが、版型が大きい上に分厚くて中身がぎっしり詰まっているので、とてもじゃないけど1週間程度じゃ読めそうにありません。本田さんは、将来とんでもない発明をしてしまう予定の喪男のところに未来から美少女の刺客が襲ってくる、星新一風味の新作小説を掲載。木ノ本みけ先生による、エロゲCG下請けの男の元になぜかネコミミが生えてしまった妹が転がり込んでくる「ネコミミリア」が、シチュエーション勝ちと思わせておいて実は淡い純愛小説でして余韻に浸れました。
さらに倉田英之先生VS本田さんというガチで面白い対談もあるんですが、今回の目玉は、みさくらなんこつ(みさくらぽんこつ)先生と本田さんによる9ページのロング対談でしょう。もう、このありえない組み合わせがよく実現したなぁと驚かされました。
当サイト的に関連している執筆陣は、アニメ会さん、うぱーのお茶会のういろうさん、歯車党日記の黒石翁さん、しろはたの本田透さん、みさくらなんこつさん(個人的にリスペクト)、こどものもうそうblogの米光一成さん(同じく)、ペーパー・ムーンのみやもさん、好き好き大好きっのYU−SHOWさん(50音順)
DUNGEON SIEGE 2(Windows用PCゲーム)
アントールド・レジェンド-ウナタカの勇剣-(以下UL)ですっかりディアブロ系アクションRPG熱に火がついてしまいまして、バルダーズゲート・ダークアライアンス II、セイクリッド プラスと試してきましたが、もっともハマったのがこのダンションシージII。ディアブロ系って何が不満かって、最初に選んだ職業しか堪能できなくて、戦士から魔術師、またその逆をプレイしたい時には新規プレイで鍛えなおしになることです。で、このゲームはアントールド・レジェンドを複雑に進化させた形で、その不満が解消されています。勿論最初に作れる主人公は一人ですが、ノンプレイキャラクターをパーティに加えることで、総勢6名を切り替えながら戦士、アーチャー、遠隔・戦闘魔法使いすべてを楽しめます。さらに個性的なモンスターを仲間に入れることもできて、さらに広がりがでています。当然、レアアイテムを求めてもりもり闘いつづける中毒性も高く、シナリオをクリアしても何度でも繰り返し同じキャラを引き継いで遊べます(ディスガイアみたいにシナリオをループする感じ)
ULは戦士系だったら敵に突っ込んで斬りまくるのみですが、さすがにこのゲームは難易度は高めで、ロードス島のパーンよろしく無茶無謀無策の三無主義で突撃してるとあっさり死ねます。序盤は二人でヒット&アウェイというちまちました戦闘になりますが、プレイ時間10時間を越える頃になるとパーティは4人+召喚獣2匹(仲間になるモンスターとは別)になり、敵モンスター群と入り乱れての大混戦、魔法や弓矢が飛びかう中をベルドよろしく屈強の戦士が切り伏せていく快感が楽しすぎ。このような複雑な戦闘も、スペースキーで一時停止をして、ゆっくりと指示を出す事で慌ててミスすることも少ないし、よく考えられているなぁと思います。
決して簡単ではありませんが、ロード時間も最初に読みこむだけでゲーム中はほとんど無いですし、ULやディアブロ系が好きなら間違いなくこのゲームは大満足できるものでしょう。ただ欠点はパソコンスペックの要求が高いことでして、僕はこれを機にGAカード買い換えました(今までがミレニアムのG550だから無理もないんですけど)
お薦め度:★★★★★★★★(9/10)
関連:PCゲームファーストインプレッション「ダンジョン シージ2」
ダンジョンシージ2 評価[パソコンゲーマーの憂鬱]
Dungeon Siege2@Wiki
■アストロ!乙女塾!―僕は生徒会長に恋をする 本田透著
本田さんの小説でもっとも初心者向き(?)なのがアストロ!乙女塾!(AA)だと思うんだけど、こちらはその続編。文庫なのに二段で要所の解説コラムがふんだんに盛り込まれていて読み応えあります。例えば「ボジョレヌーボーではしゃいでるのはメディアに踊らされた国賊、アキバ系ならおでん缶だコノヤロー!」と偏見だらけのコメントに大笑い。こんなのが1〜10ページおきに一つは入ってます。本編も、女装のヒカルが本当に性転換させられてしまうドタバタ劇を、UFOやら地下帝国やらで好き勝手やってまして、三姉妹+抱き枕の妹子ちゃん+αの萌えっぷりが、うろたん氏の挿絵とも相まって楽しめます。例によってジャンプ漫画のパロディもわんさと。帯のあかほりさとるのコメントに激しくうなずくのであった。
お薦め度:★★★★★★★(8/10 )
■PS2:ゴッド・オブ・ウォー(公式サイト)
クリアしました。一言で言えば「現在ゲームシーンにおいて最高峰の出来栄え」という名作ゲーム。喩えるなら「デビルメイクライ」やPS2版の「ベルセルク」+「ゼルダの伝説」「プリンスオブペルシャ」をベースに、クオリティを極限まで引き上げた感じ。戦闘でビシバシ敵を打ち倒す快感+ダンジョンの謎解きが上手く結びついて、ムービーと違わぬ美麗CGによってギリシャ神話を体験できるんです。
えーとこれ書くとおおげさって言われるだろうけど書きます。普通ゲームやってる時って、自分という個人が俯瞰からゲーム世界を客観的に見ているじゃないですか、当たり前ですけど。でもこのゲームで初めて、ギリシャ神話の世界に自分が存在している錯覚を感じたんです。開始序盤で巨大ヒドラと闘ってる時に、雨が頬を打つ感触、ヒドラの生臭い息づかいを錯覚なんだけど確かに五感で感じ取れて、そんな自分にビックリした。
次第に慣れてきて、「これはゲームなんだ」って意識が戻ってくるんですが、それでもなお全編にリアルな古代ギリシャを体感できて、サイプロクスやミノタウロスなどの巨大な魔物に挑む緊張感は最後まで持続できます。あと私は高所恐怖症気味で、高いビルから見下ろすと股間がキュンキュンするんですが(笑)、このゲーム、やたら高所で飛び移ったりロープに掴まったりするシーンが数多くあって、その度にキュンキュンして大変でした。これもまた、GOWをリアルに感じてるって証拠なんですけど。
虐殺ムービーなど残酷描写に引く人はいるんでしょうけど、それに耐性がある人ならぜひとも遊んで欲しい。かーずは今までファミコン時代から数多くのゲームを遊んできましたが、「ゴッド・オブ・ウォー」はアクション系では三指に入ります。イージーモードからGODモードまで搭載されていて、アクション下手な人から得意な人まで受け入れる懐の深さ、死んでも直前から再開できる親切設計(何度も同じ場所で死ぬと、難易度を変更するかどうか聞かれる)、そしてデータ先読みでほとんどローディングを感じさせないプログラミング技術の高さ、おまけモードを含めてハリウッド映画的な壮大な作りこみ、とここまでやられたら遊ぶしかありません。このゲームを体験することで、他のゲームじゃもう満足できないかもしれないのが心配です。
ゴッド・オブ・ウォー 攻略サイト
ゴッド・オブ・ウォー mk2レビュー集
スパルタ戦士と軍神との死闘:『God of War』レビュー
■本当は萌えるグリム童話(Amazon) 本田透著
読了。グリム兄弟の童話を、本田氏なりの解釈で萌え話にまとめた意欲的な一冊でして、萌え童話+本田さんの作品の解説で1セットになっていて、それが12篇まとめられているんですが、まーこれが、いかにも「しろはた」チックで面白かった。
最初の「白雪姫」では、7人の小人が白雪姫にメイド服を着せて、ドジっ娘メイドさんとしてちやほやしたりするんですが、これ、まだ序の口でした。
「小ウサギのお嫁さん」では、劇中の身代わりの人形=フィギュアで、ウサギが「フィギュア萌え」に開眼してしまったり、「オオカミと七人の子ヤギ」は「オオカミ=外見で差別される喪男」に置き換えての悲しいまでの報われなさっぷりで、涙なくしては読めません。他にも「赤ずきん」のオオカミ=DQN男など、いつもの本田節が炸裂した斬新なグリム兄弟の童話です。しかし、十二人兄弟のカラス12羽が舞っているシーンで「エヴァシリーズ?完成していたの?」は やりすぎです(笑)めちゃ笑ったけど。
こんな感じの萌え童話ですが、本田氏の解説がこれまた興味深く、「兄と妹」では、KEYの泣きゲー「AIR」と強引に結びつけた論説を展開。あまり書くと楽しみが減りますので、これ以降はぜひとも読んでいただきたいなと。
お薦め度:★★★★★★★★(8/10)
関連:新説グリム童話 「本当は萌えるグリム童話」発売
■PSP:アントールド・レジェンド-ウナタカの勇剣-
Amazon
完璧(というか余計な手入れもなく、欧米版の魅力そのまま。そのまますぎて、直訳で台詞がおかしいことになってますが、まあ笑って許そう)な移植キタコレ!RPG本来の魅力がたっぷりつまったディアブロ型アクションRPGの傑作です。海外のゲームですけど、ユーザーフレンドリーで難易度も控えめ。とは言っても、ザコ敵でも囲まれたり凍らされてタコ殴りに遭うとヒヤッとさせられるので緊張感がある。万人にお勧めできる内容です。
薄暗いダンジョンに潜ってモンスターと接近戦闘、敵の落としたアイテムで装備を強化していって、クエストをクリアしていって……この無限連鎖にハマりつづけて去年はずーっとやりつづけてました。
戦闘そのものの楽しさ、レベルアップ、レアアイテム探し、スキルアップなど、アクションRPGの快感原則を剥き出しのまま提供してくれるので、プレイするこっちもガチンコで向き合ってます。
お勧め度:★★★★★★★★★(9/10 ダンジョンに入る前のロード時間が長いので−1)
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ツンデレ大全
発売されました!おそらくツンデレで一冊作り上げたのは初めてじゃないでしょうか?ゲーム、アニメ、漫画のツンデレキャラの他、ツンデレコラム、対談、小説、丸戸史明氏インタビューなど。大全シリーズ最多ヒロイン数を誇り、一人一人に対してツンデレ率を%で表示。YU-SHOWさん号令の元、ツン台詞とデレ台詞を重視した編集方針になってます。『つよきす』も当然、大々的にページを割いています!
私の担当は、大空寺 あゆ 【君が望む永遠】、榊 千鶴 【マブラヴ】、アル・アジフ 【斬魔大聖デモンベイン】、桐原 冬子&佐倉 霧【CROSS†CHANNNEL】、高屋敷 青葉 【家族計画】、湯浅 皐月 【Routes】、七瀬 留美&里村 茜 【ONE〜輝く季節へ〜】どんだけageと山田一ゲーと葉鍵が好きなんだよ的ラインナップ。
アニメはシルヴィア・ド・アリシア【創聖のアクエリオン】、鴇羽舞衣【舞-HiME】、千鳥かなめ【フルメタル・パニック!TSR】(ふもっふはサンキュータツオ氏担当)、漫画は遠野 秋葉【真月譚 月姫】です。価格は1470円。
なお校正が間に合わず、記載に間違いあったことをお詫びします。78ページ:鴇羽舞衣のCVは中原麻衣さん、日向夏美のCVは斎藤千和さんです。
その他執筆陣による解説ページ:好き好き大好きっ/しろはた/ペーパー・ムーン/Edgeworth Box6
眼鏡っ娘大百科
二見書房ブルーベリー文庫から9月20日に発売されます。【執筆者】黒石翁・本田透・YU-SHOW・みやも・かーず・黒崎則恵・小郷永顕・アニメ会
漫画、アニメ、ゲーム、小説に出演している眼鏡っ娘たちを総結集!委員長タイプ、天才タイプなど8タイプに分類した上で1キャラ見開き2ページで詳細に解説しています。見本誌を見て驚いたんですが、ざっと数えて90名前後いました、多すぎ。
で、要所要所のコラムがかッ飛んでました。肉親と眼鏡の理想的な関係で『ケロロ軍曹』の日向秋を例に挙げて解説、サイコパス系では『君のぞ』のマナマナ、『HxH』のシズクなどが登場。みやもさんの眼鏡表現論では「眼鏡っ娘は眼鏡をかけている状態が素顔」と力説するくだりに痺れました。
極めつけは「倉田英之vs小野寺浩二の熱き眼鏡トーク」でして、
「眼鏡を外すと美人って設定は…」「ああ、それをやったら処刑ですね」
もう胃もたれするくらい濃い内容。小説の文庫サイズで317ページ、字は小さめで読み応えあります。
エーミッタム冬コミ委託情報!
29日木曜
| 東ノ-21b「キャンドゥーなう!」 | 西え-30b「沈黙の放課後」 |
| 東C−14a「GUNP.JP」 | 東O−46b「麦畑」 | 西こ-34b「雷雷軒」 |
| 西か-21b「side=2」 |
| Ever17 CrossOver Impression [VR Express] 冬コミ「12/30 西-え03b」にて領布予定の萌え系伝奇ADV。 途中までプレイしました。結論から言えば、年末年始はこの「Ever17 COI」と「ひぐらし」の二本で過ごせ!と言いたい。CGの綺麗さはリンク先で証明されてますから二次創作ノベルで最重要なテキストの出来を語ります。本作は駄目な同人小説(ゲーム)にありがちな、読み手を考えてない独り善がりさがない=非常に読みやすいのがグゥ。さらにEver17を始めとするキャラに違和感がない。つまり、彼女等がしゃべるであろう口調なり主張、行動原理でキャラが動いているので原作ファンが戸惑う事がないんですね。書き手の北本氏が相当こだわったであろうこの点に非常に満足しています。 パッケージ裏の「唄入り9曲を含む70曲以上」「プレイ時間30時間以上」という謳い文句も期待させるんですが、その横にさりげなく、ちょっとエッチな沙羅ちゃんのCGがさらに期待を煽ります(注:本作は全年齢対象)。 これはぜひとも手に取って見てみてください(笑) |
丸ごとセガサターン第2版[習慣!ゲーム微妙] 29日(木) 東L-12a 科学組織SROにて。 サターンの年齢制限ソフトを全部紹介!年齢制限ってことでギリギリの画像を大きく取り上げているこだわりが凄い(身も蓋もなく言うと、エッチゲーム系には必ずビーチク画像を載せてるって事です(笑))。勿論すべてのゲームをプレイして、その感想を面白く載せてるという本筋のクオリティが高くてついつい読み耽る。これはサターンのマストアイテム、マジで必読です。 関連:kaiの判別式さんの感想 |